相手に失礼のあたらないお中元のやめ方
お中元は、少なくとも3年間は贈り続けるということが一般的なマナーとなっています。しかし、お中元を贈るのをやめたいといってもすぐにやめることは礼儀としてなっていません。
例えば3年以上贈り続けていた場合、疎遠になってきたから翌年からはもう贈るのをやめてしまうということは、相手に対しても失礼なことですし、皆さんとしても次に相手と会う機会があった時にとても顔を合わせづらくなってしまいますよね。だからといって、あまり会う機会もなく疎遠になっている相手に対していつまでもお中元を贈り続けているということも、マナーがあるとは言えません。
お中元は日頃お世話になっている感謝の気持ちを込めて贈るものですから、やはりそれなりの付き合いがあっての贈り物となります。お中元のマナーは少しわかりづらい点もありますが、こうして人と人の付き合いを前提として見ていくと、お中元を贈る相手が時期によって変化していくことも不思議なことではありませんよね。なので、以前ほど付き合いが少なくなってきた相手にお中元を贈ることをやめても構わないのです。
しかし、問題は「やめ方」です。これまでお話ししてきたように、お中元を贈ることを急にやめてしまうというのは、お中元のマナーとして良いことではありません。では、どのようにすればマナー違反をせずにお中元を贈るのをやめることができるのでしょうか?
相手に失礼のあたらないお中元のやめ方としては、まずはお中元の価格を少しずつ下げていくというところから始めていきます。例えばこれまでは5千円のお中元を贈っていたという場合には、徐々に贈り物の価格を下げていくということです。
5千円の贈り物をしていたのにもかかわらず、急にお中元を贈るのをやめてしまうと、こういった段階を一切踏まずに縁を途絶えてしまうことになります。ある程度の段階を踏むことで、相手にも皆さん側の気持ちが伝わっていきますので、まずは贈り物の価格を少しずつ下げていくことをしてみてください。そしてこれを最低でも3年間続けた後、初めてお中元を贈るのをやめることができます。
このように、お中元のやめ方には段階を踏むことがマナーとしてありますので、付き合いが少なくなってきた相手に対してのお中元は、こうしたマナーを守るようにしましょう。


